観る将半年から指す将になるための日記

観る将半年の大学生が将棋強くなろうとしてみた

9/22~24 日記

9/22

将棋してる時間があっという間に過ぎていくのでとても濃密な日々を過ごせていると実感するところです。

 

昼間に野球をテレビで見ていまして、福浦選手が2000本目の安打を打つのを観ることができた、特別な日でした。普段はロッテファンではないのですが、応援歌が大好きです。贔屓のチームは負け試合だったので観ませんでした^^

 

対局、棋譜並べ、詰将棋のどれについても、少し頭を使える部分が増えてきたなという感じです。「何を狙っているか」「この駒は渡していいか」など、少し初心者脱却の道が見えはじめました。判断は間違っていることの方が多いですが…。

 

将棋を勉強してない状態だとどうしても駒得することばかりに考えがいってしまうんですよね。駒損したほうが戦果を挙げられる順があるというのがなかなか気づきにくいところで、こういう「相手の駒の殺し方」もあるのだなぁと感嘆しました。

 

終盤はわりと手が収束するというのも少しずつ分かってきました。多分、詰めろ。(サカナクションのパロディ)みたいな状態に持っていくことができるようになってきました。

私の中でこれは、「ぷよぷよ」で同じ色3つ1組をうまく繋げつづけるイメージですね。勝てそう!と思ったときに発火(王手)する感じです。のをそこから詰ませられないのでまだ詰将棋の勉強が足りないですね。

 

勝てると思って手が見えなくなるのはプロも初級者も同じみたいで、あとから棋譜を見ると自分の手にあきれるばかりです。

 

<進捗>

詰将棋、3手詰10問。なんだか集中しきれていなくて手がなかなか見えなかった。反省。

棋譜並べは6月の久保ー斎藤の王座戦。駒を渡しまくって(最後久保先生の駒台15,6個くらい駒ありました)詰ますのカッコよすぎ。イケメン。王座戦の王子対決白熱してて最高。

・棋書は20ページほど。将棋の一手違い難しすぎる。手筋をとにかくたくさん身に着けたもん勝ちかなという印象を覚えた。

 

 

 

あすは朝から高見叡王NHKにでるっぽいですね。頑張って起きます。

 

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9/23

 

ガッツリ寝坊しました。ダメダメですね。

その分将棋の勉強を頑張りました。

 

 

<進捗>

詰将棋は3手詰10問。3分で初段くらいの問題が一分足らずで解けて嬉しかった(まぐれ)

なんだか眺めるだけじゃなくてちゃんと解いていい段階に入った気がする。

 

棋譜並べは今年4月の王座戦二次予選の高見ー鈴木戦。並べてみたあと、どこらへんで後手が悪くなったかなど検討してみた。下の評価値みるとわりと近い判断ができていた。棋譜並べに自信あるかもしれない(何の自信だw)

 

・棋書は40ページほど。美濃囲いと舟囲いの急所と一手違いについて学んだ。覚えることがたくさんあって、何度も読み込まないといけなさそう。「何を渡したら詰む」とか、「(自玉・相手玉ともに)詰むや詰まざるや」とかが自分ではまだまだ判断できないのでそのへんは要修行。

 

 

 

あした祝日なのがうれしいです。

 

<余談>

今のyoutubeってほんとに優秀な学習装置になっていますね。無料の中では敵うものはないと思います。(乞食なので有料のものを何かためしたことはないですが)

最終的にあまり才能がいらないもの、たとえば言語をマスターするとか高校までの各科目とか、将棋で言えば初段とか(?)、「大体の人がここまではできるようになる」レベルの目標を達成したいなら活用しない手はないと思います。

 

人脈ない人間でもタダで先生になってくれる人がyoutubeにいるのがいいところです。さすがに自分の疑問一つ一つをピンポイントに解決してくれるわけじゃないですが、だからこそ「どう上達すればいいか」のあたりをしっかり自分に落とし込む作業を自分でできるというのは、それができる人にとってはそれが一番納得できますし。

 

あとは、自分の目指してるものを持っている人が見えている「世界」を追体験することができるのもポイントだと思います。世界は一つしかないので、世界の見方が違うんですよね。すなわち自分と違う視点での話が聞けるというのが良いです。「できる人はここを見てるのか」という驚きがあります。

 

こういった教材の発達(将棋ソフトもここに含む)のおかげで、もちろん誰もが発信できる時代になったのもありますし、AIの開発が進んで人に見えないレベルのものまで見えることが増えたというのも大きな要因となって、「才能がなくても到達できるライン」がどんどん上がっていると感じます。

 

将棋はソフトを駆使して大きく飛躍した棋士も登場してますし、たとえば野球はフライボールレボリューションと呼ばれる革命でホームランが爆発的に増えた人がたくさんいます。(すべてが「フラレボ」のおかげじゃないかもしれないですがここでは割愛します、詳しくはググってください^^)

 

天才といわれる人たちにしか分からなかった感覚が、その天才がうまく言語化できなかったことが、具体的で客観的な数値をもってコンピューターに示される時代になっています。その最先端の情報を仕入れて世界や地元にうまく波及させるひとたちがいます。

 

こんな風に、「才能のいらない時代」の到来が近づいている気がします。はたして本当にいい時代なのでしょうか。そのとき、一番不利益を被るのは才能がそこそこにある人たちだと思います。その人たちが「普通」とされるのはやるせないなぁと思ってしまいます。

ただ、才能あふれるひとはその限りではなく、今までより「才能」をもった人が可視化されづらくなることによって、一握りの「才能」がより際立つ…ここ数年なんだか色んなスポーツで規格外の強さをもった日本人の若者が増えていませんか?(世界はあまり詳しくないですが)話題の藤井聡太さんがあらわれたのもその現象の先駆けかもしれないというのは気のせいでしょうか。

 

こういうことは誰かがすでに述べていそうですが、不勉強なのでよく知りません…。(勉強すればいいのに)

 

将棋youtuberの動画を観てみてふと思った余談でした。しばらくyoutube漁りの日々になりそうです。<終>

 

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9/24

 

履修考えたりとかで忙しくて将棋youtuberの動画見るのと詰将棋解くことしかできませんでしたすみません。

 

詰将棋は3手詰10問。3手詰の問題が終わったけれど、多分1手詰と3手詰を早く解けるようになってから5手詰いったほうがいいと思うので、次からは復習になりますかね。

 

今日は少し久々に将棋の生中継があるので楽しみです。

 

ではまたお会いいたしましょう。